ミクロラスボラ・ハナビを長生きさせるコツ

自宅のミクロラスボラ・ハナビ

ミクロラスボラ・ハナビは臆病とか飼育が難しいと思われていますよね。筆者もそうでしたが、意外と簡単ですよ。

弱酸性から中性の水草水槽で飼えば、元気に育ってくれます。

ミクロラスボラ・ハナビは飼い込むことで、名前の通り花火「ハナビ」のような模様が出ます。

水槽の環境に馴染むと体色が濃くなり、模様がキレイに出ます。ショップで見ると、体色が薄いので売れ残っている場合がありますね。

非常に美しい超小型のコイ科の熱帯魚です。性質は温和です。

このページでは、ミクロラスボラ・ハナビの簡単な飼育のコツを紹介しています。

ミクロラスボラ・ハナビ

性質は臆病(デリケート)な方で水草の影などを好みます。隠れる場所を作ってあげてください。

混泳でも飼育できます。

ミクロラスボラ・ハナビのエサ

エサ取りが遅く、口が非常に小さいので超小粒エサを用意してください。

メダカ用のエサなどが、小粒で安いの向いています。

冷凍ブラインシュリンプ・エッグも喜んで良く食べます。週末ごとに与えています。

ブラインシュリンプ・エッグは小エビのを冷凍保存したものです。小粒の人口エサよりも小さいです。

間違えやすいのは、冷凍ブラインシュリンプを買ってしまうことです。冷凍ブラインシュリンプは小エビです。

隊長3mm-4mmくらいですので、小型魚の口に入りません。ご注意ください。

混泳も可能ですが、テトラ(カラシン)やコイ科の小型魚と混泳する場合は、工夫が必要です。

エサ取りが遅いので、他の熱帯魚から横取りされてエサが食べれない場合があります。

エサの与え方専用ページは、コチラをクリックしてください。

ミクロラスボラ・ハナビを購入する時のコツ

ミクロラスボラ・ハナビ

飼い込んで、水槽の環境に馴染んだ時に写真のような美しい模様が現れます。

アクアリストの腕が試されます。超小粒のエサが毎日食べれる環境さえあれば、飼育は簡単です。

購入する時は、店頭の水槽でハナビの色がキレイに発色しているか確認してください。

発色している個体が多い店は、卸問屋から仕入れた後のトリートメントが上手な店です。

トリートメントの結果が分かりやすい熱帯魚です。ハナビ模様を発色できている店で購入しましょう。

飼育方法

ミクロラスボラハナビ

  • 原産地:東南アジア
  • 飼育難易度:簡単
  • 水質:pH7前後の中性
  • 水温:24℃から28℃ 
  • 性質:温和(非常に臆病)
  • 混泳:単独飼育が向いている。ミナミ・ヌマエビやオトシン、コリドラスとの混泳は可能
  • エサ:ゆっくりと沈下する超小粒
  • 寿命:2年前後
  • 体長:2cm前後 
  • 水槽:30cmキューブ以上
  • 定位置:中層から下層を好む
  • フィルター:エーハイム2004以上。弱い水流を好む
  • 底砂:大磯砂、赤土を原料とした中性を保つソイルも可 
  • 繁殖:普通。密生した水草が必要。卵と稚魚がヤマト・ヌマエビに食べられることが有る
  • 注意事項:輸入されたブリード個体が殆ど。店舗で見ると発色が悪い。発色が良いロットを見つけたら即購入
  • 値段:普通

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